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拳々服膺(けんけんふくよう) [日本語教育]

帰国してテレビを見ていたら、8日午前の参院本会議で、自民党の世耕弘成の安倍首相への代表質問の冒頭の言葉がニュースになっていた。
首相の人柄について、政権に否定的な立場の人からは「居丈高だ」「やじにいちいち反応している」といった苦情が寄せられていると指摘し、そうなっていることは残念だと言っていた。
 これに対して首相は「忠告を拳々服膺(けんけんふくよう)し、野党の皆様からも『謙虚で丁寧な首相だ』と言ってもらえるよう努力を重ねたい」といったという

また、政治家の四字熟語!
*拳拳の拳は「こぶし」=「手」 拳拳となると二つの手で捧げ持つ意味。

*膺は むね(胸)の意味。。
「服膺」で 膺(=胸)につける。肌身離さず

あわせると、捧げ持つように大事にして肌身離さずという意味になる。
つまり、心にとどめて忘れないことになる。

これからしないように、十分に気を配って注意するといえばわかりやすいのに、あえてこの四字熟語。逆にちゃんとできるのかなという気がしてくる。
漢能力字検定1級漢字だそうだ。

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