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漢字や仮名の書き方のくせ [日本語教育]

漢字や仮名の書き方
非漢字圏の学生がいるので毎日漢字を少しずつ勉強する。実はこれは漢字がよくわかっているように見える中国の学生にも必要だ。
毎回、順番に漢字をホワイトボードに書かせてチェックしている。
kanji (1).jpg
上の二つはミャンマーの学生、「くさかんむり」であること「ひへん」であることを、指摘すると「ああ、そうか」と思うようだが、落ちるには「さんずい」もあるので、まぎらわしいのだろう。燃えるは「ひへん」の火の字の右払いが偏なので短いせいで、左も短くしてしまうようだ。
下の二つは中国の学生、これはミャンマーの学生たちが気が付いて「違う、違う」と言っていた。

中国語の漢字と日本語の漢字はちょっと違う部分があることがあるので、折に触れて注意している。
 圧ー压 対-对 庁-厅 強-强 紙-纸 黒-黑 etc 


不思議なのはひらがなの書きだ。
kanji (2).jpg
以前の学生も同じような書き方をしていて注意したことがあったのを思い出した。
教員室で話題にすると皆さん同感。また、「他の学校の学生でも、ほぼ共通の間違った書き癖がある。どうしてなのだろう」という人もいた。
ひらがなを教える時に、注意しているはずなのに・・・。

彼らのように書いてみた。若干省エネができる書き方かもしれない。??

パソコンや携帯で文字は入力できるが、彼らにとって大事な履歴書や願書、そしてテストは手書きだ。ちゃんとした字だと印象もいいだろう。コツコツと注意していくしかないか。




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