~んです

今日は「みんなの日本語」２６課　苦手な「～んです」の使い方だ。
この授業が終わるとしばらく学生たちの作文や会話に無駄な「～んです」が頻出する。

マスクをして元気がなさそうにして見せる。
「かぜ？」「病気？」など学生がざわついてくる。
頃合いを見て、「聞きたいですね。こんな時、『かぜをひいたんですか』『気分が悪いんですか』と聞きます」と教える。

旅行で撮った顔出し写真を見せる。
「どこ？」「いつ？」「誰　写真を？？」「いくら？」などの声。
「聞きたいですね。こんな時『どこへ行ったんですか』『いつ行ったんですか』
『誰が撮ったんですか』『いくらだったんですか』と聞きます」と教える。

「来週先生は学校に来ません」という。学生たち「どうして、来ないんですか」と
「～んです」を使って質問してくる。ここで、「用事があるんです」といって、「このように理由を言う時も使います」と教える。「～からです」と同じですかと質問する学生もいる。

「～んです」は聞きたいときと理由をいうとき使うということを強調したつもりだったが・・・。
ミニ作文で日本の食べ物を書かせたら「日本料理はおいしいんです。すしやてんぷらを食べたことがあるんです。中国料理と違うんです。・・・」と「～んです」のオンパレードの学生がやはりいた。　・・・・・・

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