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台湾のタクシーの運転手さん② [日本語教育]

台湾花蓮には日本の神社やお寺が大事の保存されていた。

今回のタクシーの運転手さんは60代の方で日本語が堪能だった。既定のコースにプラスして、日本人の開拓村の跡を細かく廻ってくれた。
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吉安郡の慶修院、月曜日で中に入ることはできなかったが、門からのぞくと庭も含めてまさに日本のお寺だ。台湾ではいろいろな宗教施設を大切に保存していて、台湾宗教文化地図というサイトもある。(日本からうまく接続できなかったが)

つぎは、花蓮市寿豊郷、豊田移民村。碧蓮寺。鳥居に碧蓮寺の文字。
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日本の豊田神社だったのが今は台湾のお寺になっている。しかし、灯籠や阿吽の狛犬はそのまま飾られていた。我々が日本人と気付いたお寺の説明員の女性がお堂の中まで案内してくれた。中国語の説明なので、大まかにしかわからなかったが、気持ちがよく伝わってきた。綺麗な色彩の観音菩薩、弥勒菩薩、台湾の仏様や神様に混じって、木彫りの黒い不動明王、素朴な石彫の釈迦像?があった。日本人が引き上げて残されていたのを大事にお祭りしているという。堂内には可愛い誕生仏があった。台湾では今が花まつりとのことで、私も甘茶をかけてお詣りした。


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もう一つは鳳林鎮の林田神社、ここは神社のお堂はなくなってしまって基礎のコンクリート部分だけが残っている。しかし、参道の石畳と鳥居を最近整備して記念碑まで建ててくれていた。運転手さんは「東台湾展望」の写真を見せてくれながら、これが昔のお堂ですと語ってくれた。









 

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他にもいろいろ寄り道をした。駐在所の建物、教員の家等が保存されていた。昔小学校があったところに同じ名前で台湾の子供たちの小学校が建てられていたのには感動した。
台湾は親日的な人が多いのも確かだが、歴史を歴史としてきちんと残していこうという姿勢に学ぶべきことが多かった。












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私たちは日本語を教えるかたわら、教科書作り、日本文化の紹介等の活動もしています
私たちのホームページをご覧ください。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/nbunka/learn.htm
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