看護師 保育士 [日本語教育]
「中級へ行こう」の15課男の仕事女の仕事。
そこで昔は看護婦や保母は女の仕事だった。しかし、男性も働くようになったので看護師や保育士と呼ぶようになった。ということが書いてある。
なぜ、看護師は師で、保育士は士なのか、質問が出るかもしれないので調べてみた。
看護師・・・初めは女性は看護婦、男性は看護士だったが、それをまとめて看護師と呼ぶようになった。仕事の男女差を言わないという意味がある。
保育士・・・女性は保母、保父はあまり一般的でなかったと思う。やはり、仕事の男女差を言わないように、どちらも保育士になった。これなら、保育師としてもよさそうなものだ。
では、師と士はどうちがうか。
調べてみると、
士: 元は武士、勇、紳士などのように男性を表す。
また、公的資格を持つ仕事、運転士、消防士、弁護士、司法書士、税理士
歯科技工士、司法書士、弁理士、自動車整備士、
消防士(こういう資格はない。消防士の仕事にはいろいろな資格が必要)、
保育士はこれだ。
師: 師匠という言葉があるように、優れた技術があり皆を率いるとか尊敬される人の仕事に付けられて
いる。公的資格はないものもある。
医師、助産師、鍼灸マッサージ師、薬剤師などは国家資格がある。
看護師はこれだ。
調理師・美容師も国家資格。
教師(国家資格ではない?教員免許状『大臣・公官庁認定の資格』小学校教諭免許etc)
クリーニング師(国家資格ではない、都道府県の免許)
整体師(国家資格ではない、学校の資格)
庭師(公的資格は造園技能士)占い師、
調律師(公的資格はピアノ調律技能士だがなくても、仕事はできる)
仏師、奇術師、絵師、曲芸師、釘師、花火師、漁師、猟師
・・・国家資格はないが高い技術を持つ。占い師も?
いかさま師、詐欺師 ・・・人を操る技術?
士は明確に公的な資格だが、「師」にはいろいろな含みがある。昔からの仕事であったり、資格とは関係なく高い技術を認められるものが多い。
医療関係、美容、調理分野は国家資格であるが師がつく。昔からある仕事だからか。教師は職業名だが資格名ではない。
学生から質問は出ず、期待外れ。
講師室で話し合って、「なんとなくわかったようなわからないようね」で終わった。
*********************************************
私たちは日本語を教えるかたわら、教科書作り、日本文化の紹介等の活動もしています
私たちのホームページをご覧ください。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/nbunka/learn.htm
そこで昔は看護婦や保母は女の仕事だった。しかし、男性も働くようになったので看護師や保育士と呼ぶようになった。ということが書いてある。
なぜ、看護師は師で、保育士は士なのか、質問が出るかもしれないので調べてみた。
看護師・・・初めは女性は看護婦、男性は看護士だったが、それをまとめて看護師と呼ぶようになった。仕事の男女差を言わないという意味がある。
保育士・・・女性は保母、保父はあまり一般的でなかったと思う。やはり、仕事の男女差を言わないように、どちらも保育士になった。これなら、保育師としてもよさそうなものだ。
では、師と士はどうちがうか。
調べてみると、
士: 元は武士、勇、紳士などのように男性を表す。
また、公的資格を持つ仕事、運転士、消防士、弁護士、司法書士、税理士
歯科技工士、司法書士、弁理士、自動車整備士、
消防士(こういう資格はない。消防士の仕事にはいろいろな資格が必要)、
保育士はこれだ。
師: 師匠という言葉があるように、優れた技術があり皆を率いるとか尊敬される人の仕事に付けられて
いる。公的資格はないものもある。
医師、助産師、鍼灸マッサージ師、薬剤師などは国家資格がある。
看護師はこれだ。
調理師・美容師も国家資格。
教師(国家資格ではない?教員免許状『大臣・公官庁認定の資格』小学校教諭免許etc)
クリーニング師(国家資格ではない、都道府県の免許)
整体師(国家資格ではない、学校の資格)
庭師(公的資格は造園技能士)占い師、
調律師(公的資格はピアノ調律技能士だがなくても、仕事はできる)
仏師、奇術師、絵師、曲芸師、釘師、花火師、漁師、猟師
・・・国家資格はないが高い技術を持つ。占い師も?
いかさま師、詐欺師 ・・・人を操る技術?
士は明確に公的な資格だが、「師」にはいろいろな含みがある。昔からの仕事であったり、資格とは関係なく高い技術を認められるものが多い。
医療関係、美容、調理分野は国家資格であるが師がつく。昔からある仕事だからか。教師は職業名だが資格名ではない。
学生から質問は出ず、期待外れ。
講師室で話し合って、「なんとなくわかったようなわからないようね」で終わった。
*********************************************
私たちは日本語を教えるかたわら、教科書作り、日本文化の紹介等の活動もしています
私たちのホームページをご覧ください。
http://www014.upp.so-net.ne.jp/nbunka/learn.htm
コメント 0