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築地本願寺 [日本語教育]

築地市場がとうとう豊洲に移転した。その二日前に築地に行ってきた。お寿司を食べたあと、あれこれおいしそうな海産物の買い物をし、帰りに築地本願寺へ寄った。
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小さいときに母に連れられて来たことがある。古い写真も今と変わらない。変わったお寺だという印象が強かった。その後、外から眺めてはいたが、本堂に入ったことはなかった。

今回パンフレットのある案内所へ行って、説明文を読むと浄土真宗本願寺派22世法主大谷光瑞率いる大谷探検隊が中国からインドの仏教遺跡をを回ったとき、伊藤忠太という同じように旅をしていた建築家と出会って意気投合した。神社の建物は日本の神が宿るので古来の立て方を変えるわけにはいかないが、今まで中国の様式を真似して作られていた仏教寺院を仏教の大元の古代インド様式の形にしようと設計したのが築地本願寺だそうだ。

コンクリートでできていて何だかお寺らしくないという印象はここから来ていたのだ。本堂の入口には狛犬ではなく羽の生えた獅子がいる。
右の二つの写真はアジャンダーにに行ったとき撮った写真。ホントだ。本願寺の建物に岩山を被せたらアジャンダーの石窟寺院だ。
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さらに、面白いのは本堂の巨大なパイプオルガン。ちょうどトッカータとフーガの演奏が始まるところだった。ステンドグラスもあり、キリスト教会っぽいところも。

次回、パイプオルガンの演奏会の日に合わせてゆっくり見学したいお寺。

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