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ちけん [日本語教育]

今まであまり聞いたことがなかったが、コロナの報道でよく聞かれるようになった言葉に「ちけん」がある。

① コロナウイルス自体の特性やそれを踏まえた予防法について、今まで蓄積された「知見」に基づいてしっかりとした対策を立てていく。
② 新型コロナウイルスに効果的なワクチンが開発され、最終「治験」で有効性と安全性が確認された。

初めは聞きなれないので何かすごいことのような気がしていたが、なんだか最近は食傷気味だ。
① の知見は知識とは違って「見て知る」ということ、今まで知らなかったコロナの病状や感染の状況がだんだんわかってきた。まだわからないこともあり試行錯誤を重ねながら、わかってきたことに基づいて対策を立てるということがよく示されているわけだ。
わからないことが多いからこそ使っている言葉だったのだ。
② の治験も何が効くかわかっていないため、(我が国では軽症患者等を対象に)
実施されている新型コロナウイルス感染症治療薬の試しの投与ということ。

ニュースなどの「知見」の使われ方に、何となくうさん臭さを感じるようになっていたが、もともとはとてもいい意味だということをこのサイトが説明してくれた。
https://career-picks.com/business-yougo/chiken/
「実際に経験しながら知識を得ることで、しっかりとした考えを持つこと」、使い方にも詳しい例文が載っていた。

実際に学生を教える際の問題を解決していく中で日本語教育についての知見を深めたい・・・となるか。

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私たちは日本語を教えるかたわら、教科書作り、日本文化の紹介等の活動もしています
私たちのホームページは以下のサイトに引っ越しをしました。。
http://www.tomo2006.net/learn.htm
正hyosi.png
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